寝姿勢ってこんなにも重要だった!

仰向けで寝る少女

こんにちは。

今日は最近私の身に起こった突然の背中痛についてです。

昨年は1年間、足の捻挫で苦しみ

今年は10月まで健康体を維持してきて正直安心しておりました。

しかし!ここへ来てまさかの背中痛・・・

今回は背中痛によって再確認することになった

寝姿勢の重要性について書きたいと思います。

みなさん、就寝時の姿勢は意識してますか?

ほとんどの方は意識していないか、もしくは

初めは意識していても寝てしまえばわからなくなる、感じですよね。

それが普通なんだと思います。

私はちょっと変わっていて、無意識に寝返りがうてないのです。

なので夜中に数回「あ、寝返りしないと・・・」と

目覚めたときに意識してから寝返りをします。

日によってちゃんと数回寝返りをしているときもあれば

グッと深く眠りこんでしまって一度もしないまま朝を迎えることもあるのです。

目次

尾骶骨が出てることで自然に寝返りができない

こんな感じですので私は就寝時の姿勢をかなり意識しています。

というより、いつの間にか意識をして寝る習慣がついてしまったのです。

意識しないで朝まで体勢を変えずにいると酷い寝違えに見舞われます。

実は、20代の頃の出産を境に尾骶骨が出てしまったこと・・・

これが原因です。

生死を彷徨う出産で1ヶ月の入院。

その間にどうしたことか、尾骶骨が飛び出てしまったのです。

これ、尾骶骨が出てる方にはわかっていただけると思うのですが

横になるときに真上を向いて寝られないのですよ!

必然的に左右のどちらかに向かないと寝られない・・・

そうなるとたまに向きを変えないと

下にしている方の腕や肩に負担がかかってしまいます。

なので普段は数時間経ったら意識的に寝返りをうつ、を繰り返します。

ただ、たまに熟睡してしまってうたずに朝を迎える時があり

その時はやはり首に鈍い痛みがあったり、痺れや痛みがあることも・・・

突然の背中痛

こういった原因が元でこれまでも何度も寝違えを起こしてきました。

朝起きたら首が痛くて回らないことはよくあります。

ですが1週間もあれば日にち薬で治ってたんです。

それなのに今回は違っていました。

まず起きてすぐは軽い痛みだったのに、その日の午後から酷くなりました。

しかも背中全体、肩甲骨、首の後ろ、上腕の広範囲にかけての痛みなんです。

様子を見てるうちにどんどん酷くなり2日後には激痛!!

すぐにかかりつけの整骨院で診ていただきたかったのですが

予約が取れなかったり

せっかく取れたのに家族がコロナに感染し

濃厚接触者になり外出できなくなったり・・・

不運が続いて診てもらえたのは、なんと2週間後。

痛みのピークは終わっていたとはいえ、まだじっとしていても痛みがありました。

腕や肩を動かせない、腕が上がらない、歩くと痛む、食事が苦痛、

寝ると激痛、スマホも持てないし見ることもできない・・・

ピーク時は呼吸も浅くなり、深呼吸を試みてもうまくできませんでした。

これまで肋骨にヒビが入ったり足の靭帯を損傷した時も休まなかった仕事を

今回は3日ほど休んでしまいました。

安静は何よりの薬

とにかく安静にしました。

ヨガのお仕事を始めてからこんなにゆっくりしたことはなかったほど!

レッスン再開後も、皆さんに了承していただき

できる範囲で、行えるポーズだけでさせていただきました。

腕を床に付くポーズや後屈のポーズを全くとることができなかったのですが

それでも動ける範囲で無理なく続けながら

次第にダウンドッグやアップドッグ、捻りのポーズなどが

今では逆転のポーズやチャトランガなどもできるまで回復しました。

参加されていた皆さんには本当にご迷惑をおかけしました。

やはりこういう時は安静が何よりの薬ですね。

原因追求〜寝姿勢改善!

整骨院の先生は、寝姿勢だけじゃなく色々な原因が重なったんじゃないか

と言われていました。

それを踏まえた上で自分なりに原因を追求しました。

  1. 朝方まで寝返りを行わない日が最近多くなっていた
  2. 寝姿勢の固定(常に身体の片側を下にして寝ていたことで何十年間の負担が蓄積されていた)
  3. 知らず知らずのうちにかかっていた負担に気づかずレッスンを続けていた
  4. 痛みが出てからもすぐに休まず仕事を続けてしまった
  5. フローリングに低反発の敷パッドのみを敷いて寝ていた(パッドが沈み過ぎて返って負担をかけていた)

上記の5つの原因が思い当たるところです。

寝返りの重要性は以前からわかったいたし、わかっていたからこそ寝返りを

意識的にうつように心掛けてきたわけですが・・・

やはり、尾骶骨が出ていることで仰向けで寝ることができない

これがそもそもの原因だったのです。

横向き寝は気道が狭くなりにくい、いびきをかきにくい

といったメリットもあるのですが

デメリットも大きく、片側だけに体重がかかるため背骨や腰骨の歪みや

猫背、巻き肩、血行不良、筋肉の緊張などを引き起こします。

私の場合、自主的に寝返りをするまではずっと同じ体勢のため

良くない姿勢を毎日繰り返すことで、いつの間にか重く負担がかかり

身体が悲鳴をあげてしまったのです。

下に仰向け寝のメリットとデメリットを表しました。

仰向き寝のメリット

  • 背骨をまっすぐに保つことができる
  • 体圧が分散され局所に負担がかかりにくい
  • 左右のどちらにも寝返りがしやすい

仰向き寝のデメリット

  • 舌が落ちて気道をふさぎやすい(いびきをかく人は注意)

寝姿勢はとても重要

あの日以来、横向きで寝るのをやめました。

柔らかい低反発マットを取り除き、硬めの敷き毛布を新たに購入。

飛び出ている尾骶骨の下にはブランケットを敷きました。

初めは仰向きで寝づらくて慣れるまで少し時間がかかりましたが

2ヶ月経った今は意外にも快適に眠れています♪

身体の局所が痛くならないので夜中に目を覚ますこともなく

朝も痛みや痺れもなくスッキリしています。

もっと早く寝姿勢を改善するべきだったなあ、と今は激しくそう思います。

今回の出来事は日頃、姿勢を意識している私にとってとてもショッキングでした。

と同時にとても勉強になりました!

いくら起きているときに姿勢を意識していても

一日のうちの1/3は寝ているのだから寝姿勢も同じぐらい大事なんだと・・・

もし私のように尾骶骨が出ているよという方や

片側ばかり下にして寝る癖のある方は

ぜひ仰向けで寝ることを意識してみてくださいね。

起きていても寝ていても、悪い姿勢を長年続けてしまうと

身体はいつか悲鳴をあげ、歪みが出てきてしまうのです!

身体は本当に正直ですね。

これからは寝姿勢も姿勢良く

気をつけていきたいと思います!

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