お久しぶりです。
ジメジメとした梅雨空が続く中お元気にされていますか?
今年は本当に梅雨の期間が長くて、雨の日が苦手な私はウンザリしてます。
”苦手”と書きましたが、厳密にいえば ”少々苦手”・・・ぐらいでしょうか。
外に出れば足元が濡れたり、湿気がまとわりついたりするのが気持ち悪いのですが、室内にいるぶんにはそこまで気にならなくなりました。
その昔、まだ自律神経失調症を患っていた頃は大、大、大、大の苦手でした!!!
雨の日は起きた瞬間から一日中憂鬱な気分で、身体の不調もあちこちに出ていましたし、気圧の関係が影響しているのか、もう前日から気分が悪いんですよね〜。
自分のその日の気分が気象によって左右されちゃうんです。
だから雨の日はいつも最悪な日でしたね・・・
この間、部屋を片付けていた時に学生時代のノートが出てきたのですが、そのプロフィール欄の自分の性格を書くところに「お天気屋。雨の日は機嫌が悪い」って書いてあって思わず笑ってしまいました!(笑)
そんな私が雨降りの日も普通でいられるのは、やはりヨガによる効果が大きいです。
毎日継続してヨガをするうちに身体が鍛えられて、呼吸がスムーズに行えるようになって、いつの間にかお天気の変化に振り回されない体づくりが出来ていたのですね!
自律神経に良いアーサナは沢山あるのですが、中でも後屈系のアーサナはとても効果が得られると実感しています。
今レッスンでも、梅雨に打ち勝つために、そしてコロナ禍でのストレスを軽減するためにも後屈系を多く取り入れるようにしています。
梅雨でジメジメした気分やうつ症状を後屈系のアーサナを取り入れることで、胸を開き交感神経を程よく刺激して、気持ちを前向きにしていきましょう。
メンタル面でとても効果の高い後屈系ですが、筋力を鍛えるという面でもとても素晴らしいポーズなのです!
身体の背面にある背筋やハムストリングを強化するのに効果を発揮します。
人間の日常の行動には前屈をすることや捻ることはよくあっても、後屈することはほとんどありません。
だからこそヨガで後屈をすることはとても重要です!
猫背で姿勢が悪い、前屈みになりがち、立っているとすぐに疲れる・・・などという自覚があるかたは毎日ひとつのポーズだけでもいいので後屈に徐々に慣れていきましょう。
主な後屈系のアーサナ
・上向きの犬のポーズ
・コブラのポーズ
・ラクダのポーズ
・バッタのポーズ
・魚のポーズ
・ウルドヴァダヌラーサナ
・セツバンダーサナ
・ナタラージャーサナ
ただ!ここで注意していただきたいことがあります。
後屈のポーズをお家などでされる場合は十分に身体を温めてからするようにしましょう。
特に朝のまだ身体が目覚めていない時や冬場の寒い季節などは要注意です。
ストレッチや軽いヨガのポーズでほぐした後や入浴後などに取り入れてみてくださいね。
紹介した後屈系のアーサナの中でも「セツバンダーサナ(橋のポーズ)」は後屈が苦手なかたでも無理なく続けられるのに効果も高いとてもおすすめのアーサナです。
胸を開くことで前向きな気持ちにしてくれる効果もありつつ、心身回復に向かうクールダウンのタイミングでもよく用いられます。
*セツバンダーサナのやり方*
仰向けになる
腕を体の横に手のひらを下に向けて伸ばす
膝を立て、足幅を骨盤の幅に開く
足を坐骨の方へ引き寄せる
吐く呼吸で足裏で床を押す
下腹を引き上げお尻を締めるようにしながら床から持ち上げる
背骨を意識しながら1本1本上げていく(膝が開かないように)
膝から肩までを1直線にして20秒キープする(首をすくめないように)
ゆっくりお尻を下ろす
この動作を数回繰り返す
慣れてきたらおへそをもう少し上方へ持ち上げたり、キープ時間を伸ばしてみましょう。
お家でもできる後屈で梅雨のジメジメに打ち勝ちましょう!
自律神経の不調も改善|ゆるめて整えるReset Yoga | JASMINE
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